
【人類へのお願い】「限界煩悩活劇オサム」という漫画を読んでくれ
そもそも限界煩悩活劇オサムはどんな漫画?
結論から言うと、
限界煩悩活劇オサムという漫画を読んでください。
はい、ここから読めます!
簡単に説明すると、除霊師・乾オサムとその仲間たちが織り成す、日常に潜む霊とのバトル漫画です。
ジャンプっぽいですね。とても王道を感じます。
でもこの作品、そこにちょっと新しいエッセンスが加えられています。
除霊師オサム、彼女が得意とする除霊方法とは!?!?!?!?
今回はそんな分かる人には分かりすぎてしまう作品、
「限界煩悩活劇オサム」をご紹介していきたいと思います。

あらすじ
主人公のオサムは、雑誌に取り上げれれるほどの凄腕女子高生除霊師。
そんな彼女の元へ、自宅に霊が出て困っていた春山カイカが訪れる。
同じ学校だと知り、下校しようとしていたオサムへ突撃したカイカ。
しかし困窮した事情を説明し、除霊を引き受けてくれることにはなったのだが、どうもオサムの様子がおかしい…
そう、彼女の正体とは!!!!!
登場人物
乾オサム
本作の主人公。
その正体は、陰の者であり生粋のオタク。腐女子。
他の一般的な除霊師には祓えない(=何を言ってるのかわからない)霊たちの気持ちを、汲み取ることができる女子高生。それゆえにオタク霊を専門に除霊活動を行なっている。
本人は至って目立ちたがらず、古き良き腐女子道を貫いている。
最近アツいジャンルは「撃叩メンカー バン(天真爛漫な主人公バンとそのライバルのヒスイたちの活躍を描いた大人気少年漫画、我々の世界では読めない)」「あじしみショータイム(おでんの擬人化をテーマにした大人気ソシャゲ、我々の世界では課金できない)」。
春山カイカ
「非実在性ギャル(=オタクに優しいギャルなど現実に存在しないことから、オタクに優しいギャルを指す言葉)」である。
性格は明るく陽キャそのもの。しかしオタクであるオサムたちの趣味を否定せず、あまつさえ原作
を見てくれたりする。優しいかよ…
しかしオタクではないので、時々切れ味の鋭すぎる一撃をかましてしまい、オタクはしぬ。
撃叩メンカー バン
週刊少年ジャムブで連載中の少年漫画。コミックスは現在24巻まで発売中。
メンコを愛し、熱い心を持った主人公バンや、そのライバルでクールなヒスイたちの、メンコバトルを描いた大人気作品。
原作は上記の内容で間違いないのだが、一部ファンからはまた違った解釈で楽しまれている。
いわゆる二次創作と呼ばれるもので、限界煩悩活劇オサムの世界では二次創作シーンも原作と同じくらい登場している。しかし作中のオタクたちはルールを守って楽しんでおり、たびたび引き起こされる解釈違いバトルも、二次創作オタクたちの間でのみ行われている。

あじしみショータイム
擬人化されたおでんの具たちが、歌って踊ってキラキラ輝く大人気リズムゲーム。
主人公は盛り付け職人として、おでん男子と呼ばれる彼らをプロデュースしていくのが目標。
2人で組ませることを串に刺してデュエットと表現したり、三人以上を皿に盛ると表現するなど世界観の追求に余念が無いことも魅力の一つ。もちろん楽曲のクオリティも高い。
主人公のたまごをはじめ、さまざまなキャラクターがレアリティごとに実装されている。
ガチャを回すことを掬うと言い、通常ソシャゲにおいて石と呼ばれるものに該当するのはおたま。なお300連でも天井ではない。
我々の世界には存在してない。かなしい。
トレンド入りもした、オタクに刺さる名シーン
そんな除霊師と一般人、もといオタクと一般人の掛け合いが痛快な本作。
作中には数々の「オタクなら首が千切れるほど納得してしまう」名シーンが登場します。
その中でもSNSでもトレンド入りしたほど話題になったのが、1話にて逆カプ者とオサムが激しい戦いを繰り広げているのに加勢しようとしたカイカの放ったひとこと「どっちのカップリング解釈が正しいか、出版社に電話して聞いてみようか!?」というシーン。
冗談じゃない、やめてください。絶対にやってはいけません。
同シーンではオサムのツッコミも炸裂です。
非オタ、おそろしい…
オタク、成仏する前に読んでくれ!
というわけで、今読んで欲しいマンガ「限界煩悩活劇オサム」。
昨今ではオタクの文化も世間様にお認めいただいている一方、まだまだ界隈にはいろいろな問題が潜んでいます。そんな現代のオタク事情をリアルに切り取り、可愛らしいキャラクターたちと共に描く本作はまさに「今読んでほしいオタクのためのオタクの漫画」そのものです。
というわけで、人類の皆様におかれましては、何卒「限界煩悩活劇オサム」という漫画を読んでいただきたくお願い申し上げます。