
【造形紹介】Souuさんから教わる布貼り手順をご紹介♪
ボード造形の時に揃えておきたい、オススメ道具と素材リスト
今回は《これから初めて造形にチャレンジする方、布貼り造形向け》に
リストアップさせていただきました。
慣れてきてこだわりが出てきたら、色んな素材や道具を模索してみると楽しいですよ🎶

素材は??
<サンペルカ>
ネットやオカダヤさん等で購入出来る造形にもってこいなポリエチレンボード。
「L-900」「L-1400」等の数字は大きくなるほど柔らかいです。
私は削ってエッジを出したい場合はL-900以上、曲げたりペーパークラフトのように立体を組んでいきたい時はL-1400を使っています。
<2wayストレッチレザー>
ボードに貼っていく布。
縦にも横にも伸びるので、曲線部分にも綺麗に貼れます。
塗装と違い、均一に綺麗に色が乗せれます🎶
貼付け後に布の上から影入れ塗装なんかもできます。
道具は??
<黒刃カッター>
切れ味がとても良いカッター刃。
サンペルカやボード造形をやりたい方は絶対使ったほうが良いです。
黒刃なら基本どのメーカーでも大丈夫なので、実際使ってみて自分に合うものを選ぶのがオススメ。
ホームセンターやネットで購入出来ます。
<G10ボンド&Gうすめ液>
柔軟性をもって硬化してくれるので、鎧や造形衣装には定番の接着剤。
Gボンドそのままだと粘度が高く作業しづらい時に「Gうすめ液」で割ると塗りやすくなります。
100均で小さいチューブで売っている「G17ボンド」はG10に比べ柔軟性があまりないので、良く動かす部位を作るならG10を使いましょう。
基本接着剤はこれがあれば布張りもボード同士の接着もオールOKです。
<紙コップ>
Gボンドを薄めたり、使う分だけ出すのに使用。
<瞬間接着剤>
私は結構多用しています。
急ぎの際や、直ぐに立体にしたい部分がある時、細かいパーツの貼り付け等に重宝。
※布貼りには使いません。
<防毒マスク>
G10ボンドを使う時に必須。
体に有毒なので、ボンド作業をするときは防毒マスクを付けて換気をして作業しましょう。
お手頃なものなら、アマゾン等で2,000円以内で購入出来ます。
G10ボンドの使用注意と危険性 |
SDS配布の内容より、 屋外又は換気の良い場所でだけ使用すること。 という記載がある通り、室内の場合は窓を開け換気をした状態で使用することが大切です。 動物を飼っている方はなるべく部屋を分けて使用することをお勧めします。 |
猫と一緒に住んでるコスプレイヤーを多く見かけますが、
実際にXのポストからは、ベランダで作業や風呂場で作業など、
匂い対策をとっている方が多く見られました。
<カッターマット>
ボードを切っていく時に使用します。
大きいものがあれば作業がはかどります。
が、お家の作業スペースにあうサイズのもので全然大丈夫です。100均でも買えます。
<定規>
30cm定規があると便利。
作業工程
布貼り作業の工程をSouuさんの作業動画付きでご説明していきます♪
布貼りに使う素材・道具
- サンペルカL-1400
- 2wayストレッチレザー
- G10ボンド
- Gうすめ液
- 紙コップ
動画解説
①Gボンドが塗り広げやすくなるように、Gうすめ液を加えて混ぜる
割合はいつも勘でやっているので割と適当です。
今回は最初に入れるボンドが少なすぎたので、
後から追加し調整を行います。
うすめ液を入れすぎるとボンドがサラサラになり接着効果が弱くなるので、
様子を見ながら少しずつ足しましょう。

②貼る生地にG10ボンドを塗る(2度塗り)
厚塗りにならない様に気をつけ、先ほどのGボンドを塗ります。
生地にボンドを塗り広げやすくなるように、
作業机に養生テープ等で四方を固定していきます。
また、塗る際はサンペルカの切れ端を利用する事でボンドを広げやすく
使いやすいのでおすすめです。

③上記作業を2回繰り返し2度塗りができたらサンペルカに1度塗りを行います。

④サンペルカと生地を貼り付ける
生地とサンペルカを張り合わせていきますが、
この際に空気が入らないよう気をつけて張り合わせていきます。
サンペルカに張り合わせができたら、
生地の上からしっかりと圧着していきます。
貼り付けた生地の端は裏側に折り込んで圧着すればOK!
※G10ボンドは圧着することで接着効果を発揮します。

さらに!
こちらの記事をご覧いただいた方に素敵なお知らせ♪
造形コスプレイヤー紹介
Souu-そうう- |
関東在住コスプレイヤー。 コスプレ歴18年。 趣味でコスプレをする傍ら、 企業コンパニオンやコスプレタレント業もこなすフリーランス。 美大卒業。 モノ作り好き。ゲーム好き。 |
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