【ハイキュー!!】元バレーボール経験者が伝えたい!ハイキュー鑑賞に活かせる知識は?

記事更新日: 2024年6月24日

青春時代をバレーボールに捧げた経験から、ハイキューを見てバレーボール熱が再熱しそう!!

もっと早く出会うべきだった作品を、遅ばせながら語らせてください。

ハイキュー!!とは

バレーボールを題材に、青春時代を駆け抜けるキャラクターたちの情熱と成長を描いたストーリーは、多くの読者や視聴者に共感を与えてくれます。

有名ではありますが、作品の舞台となったのは岩手県軽米町宮城県で、作者の古舘春一さんもバレー経験者とのことから、一部インタビューでは青春時代の想いを漫画で表現したともあります。

ポジションについて知ろう

バレーボールには、各ポジションに特有の役割があります。ポジションの理解を深めることで、よりバレーの戦術やプレーの魅力がわかります。

また、年齢によって、ポジションでの動き方が大きく異なります。

小学生バレー(ジュニア)

ポジションのローテーションはせず、決められたポジションのみでプレーを行います。

レフトならレフトのみで、サーブのみ順番がローテーションします。

中学生バレー

プレイヤー全員が様々なポジションを経験し、基本的な攻撃と守備の技術を学びます。高度なローテーションよりも基礎的な動きが重視されます。

個々にポジションが割り振りされますが、ローテーションを行いながらのプレーになるため、素早い移動が必要です。

①相手にサーブ権がある場合(サーブを受ける側)

サーブを受け、相手コートにボールを返したら、即座に自身のポジションへ移動します。この際に、1本目はなるべくセッター以外のポジションが受け、セッターへつなげるようにします。

②サーブ権を持っている場合(サーブを打つ側)

味方もしくは自身がサーブを打ったら、即座に自身のポジションへ移動し、相手チームの攻撃を受ける体制を形成します。

高校バレー

リベロがバックゾーンでの守備を専門とし、攻撃には参加しません。フロントゾーンにいる際のブロックやスパイクの配置も戦術的に行われます。

中学とのローテーションルールはさほど変わりはありませんが、高校からはリベロの使用が主流となり試合のレベルはより高くなります。

また、日本バレーボール協会(JVA)の公式ルールに従います。

レフトアウトサイドヒッター(OH)
ウイングスパイカー(WS)アウトサイドヒッター(OH)
センターミドルブロッカー(MB)
ライトセッター/オポジット(OP)

アウトサイドヒッター(OH)

主に左右両サイドからスパイクを打つ選手のことで、ウイングスパイカーとの呼ばれることがあります。

  • チームの攻撃の中心的役割を担います。
  • サーブレシーブにも参加し、守備力も要求されます。
  • 主に左側から攻撃します。

ミドルブロッカー(MB)

守備の要となり、相手のスパイクをブロックで防御するだけでなく、クイック攻撃(速攻攻撃)もおこないます。

ブロックの要となる高さやクイックなどのスピードだけでなく、視野を広げ素早く動けるよう、判断力も求められます。

  • ブロックの要であり、相手の攻撃を防ぐ役割があります。
  • 素早くネット際に移動し、相手のスパイクをブロックします。
  • 攻撃時にはクイック攻撃やブロード攻撃など多様なパターンを持ちます。

セッター

スパイクしやすいボールをセット(トス)して、攻撃を組み立てるポジション。

  • チームのプレイメイカーであり、攻撃を組み立てます。
  • レシーブやディグからのボールをアタッカーにセットアップします。
  • 正確なトスワークが求められます。

オポジット(OP)

守備には入らず、スパイクを専門とし“スーパーエース”ともいわれるポジションです。セッターとの対角になり、前衛のときにはもちろんのこと、ローテーションで後衛になったときもバックアタックで積極的に攻撃に参加します。

  • 右側から攻撃することが多いです。
  • ブロックや守備の役割も果たしますが、攻撃にも特化しています。
  • サーブレシーブには参加しないことが一般的です。
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リベロ

守備を専門とするポジションで、後衛の守備を担当します。また、アタックやサーブが禁止されており、レシーブをメインとします。

アタック

リベロは、アタックライン(3メートルライン)より前からアタックを行うことができません。これは、リベロが攻撃的な役割を担わないようにするためです。

ブロック

リベロはブロックに参加することができません。また、ブロックの試みも禁止されています。ブロックの試みとは、ブロックしようとする動作を含みます。

トスの制限

リベロが前衛でオーバーハンドトスを行う場合、そのトスからの攻撃はアタックラインを超えてはなりません。つまり、リベロが前衛にいるときは、スパイクの起点となるトスを行うことはできません。

役割の制限

リベロはサーブを打つことができません。また、キャプテンやゲームキャプテンになることもできません。

ポジション変更の制限

リベロは他のポジションの選手と自由に交代することができますが、同じ選手がリベロとして再びコートに入るには、リベロのポジションで再びプレイする必要があります。また、リベロがコートから外れた場合、次にリベロとしてプレイするまでに最低1ポイントの間隔を置く必要があります。

リベロの主な禁止事項は下記の通りです
  • ブロック(ブロックの振りも含む)
  • サーブ
  • スパイク(ネットよりも高い位置)
  • バックプレーヤー以外との交代
  • フロントゾーンでのオーバーハンドトス

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