【ふかしウィッグ】ふかしウィッグ作成時必須!ワッフルアイロンの使い方とは?

最近のコスプレイヤーはウィッグのクオリティがとても高く、造形ウィッグなどをご自身で制作される方も増えておりますが、皆が皆、同じように作成できるわけもなく・・・

なので! 今回は、少しでもハイクオリティなウィッグを作成したい方に向けてご紹介していきます。

ハイクオリティの秘訣は?

ふかしウィッグをマスターしたら後は形をとるだけ!

ということで、全ては“ふかし”にかかっているのです。

自分の思うふかしといえば・・・


逆毛を立てて

アイロンやドライヤーで熱を加えて

櫛で研ぐ

ということで、こちらを即実践してみたのですが、思ったほどふわふわせず。

ここで一枚噛んでくるのが、アイロンの工程でした。

通常のストレートアイロンを使用していたのですが、ワッフルアイロンという素晴らしいアイテムがあるそうで、新たな知恵を“造形コスプレイヤー”である“さわこ”さんから教えていただきました。

さわこ

活動

造形・ウィッグ・コスプレなど幅広い活動をされており、コスプレ専門雑誌「COSPLAY MODE」では造形記事ライターとしても活躍中。まさに実力派のコスプレイヤーです。

どのアイロンがいいの??

ワッフルアイロンもたくさん種類があるので、どれがいいのかわからない・・・

と思う方も多いかと思うので、今回のおすすめをピックアップしていきます。

おすすめポイント

amazonにて圧倒的評価の高いCkeyiNのヘアアイロン

プレートの種類も豊富となっており、簡単に交換ができます。

おすすめポイント

PSE認証もされ、安全性と信頼の高い、DSHOWのヘアアイロン。

プレートは1種類となっており、料金もリーズナブルとなっているのでお試しでの購入にもおすすめです。

今回はCkeyiNのヘアアイロンを購入してみたのですが、ストレートを含めプレートが3種類入っていました。

付属の耐熱手袋は、使用中はコテの温度が上がって危ないので、

熱が冷めないうちに作業する場合や、誤って熱部分に触れ火傷をしないために使用します。

実践してみた!

今回使用するウィッグは鬼滅の刃甘露寺蜜璃ちゃんのウィッグです。

こちらは事前にある程度のふかしはコームで逆毛を立て入れていますが、

キャラクター特有の髪のボリューム感が全くない・・・

求めているのは、こう・・・アニメっぽい爆発的なボリューム感!!

とりあえず実践あるのみ!

①ブロッキングしていこう

かっこいい言葉で言ってみたものの、美容師でもなんでもないので、なんとなくウィッグを分けていきます。

ウィッグを分けた際に、簡単にお団子にしておきます。

ウィッグ固定ピンに、お団子の輪の部分をかけておくと、

ダッカールが外れる心配もなく、最後まで分けておくことができます。

生え際付近では、生え際の部分が見えないくらいの毛束を取り分けておきます。

②ストレートアイロンをかけます

まずは浮き上がってしまっている部分に、ストレートアイロンで熱を加えます。

熱を加えたら真っ直ぐになるようにウィッグの毛を伸ばしていきます。

ウィッグは熱を加えると動きをつけることができ、熱が冷めると形が固定されます。

③スプレーやのりで固定します。

事前に作りたい形になるようにシミュレーションと、毛先をまとめておきます。

アイロンの熱が冷めないうちに作業をしておくと◎

毛先はアラビックヤマト(のり)で固めます。

こちらは他にも接着剤やスプレー、ワックスなど色々が方法があるかと思いますので、

ご自身の方法で行ってください。

何度でも言いますが、あくまで自己流になります。

形が整ったら、スプレーをかけてしっかり固定させます。

③ワッフルアイロン導入!!

※ウェーブが気になる方は細かくかけると目立ちにくくなります。

ここからワッフルアイロンの出番です。かなり時間がかかる作業でした。

毛束を少しずつ取り、ワッフルアイロンで熱を加えていきます。

多く取り過ぎてしまうとうまくウェーブがかからないので、少しずつ熱を入れていきました。

全てのウィッグにアイロンをかけ終えたら、ウィッグにブラシを通しふわふわとさせていきます。

⑤ブロッキングを戻します

櫛を通し終えたら、上によけていたトップの部分をふかしの上にかぶせます。

縛っている髪型なので、ゴムで結っていきます。

以前は三つ編みをしていたのですが、両サイドを細かくまとめて重ねていく方法を多く見かけましたのでゴムを大量に使用していきまとめていきます。

より崩れにくく、強度が上がった気持ちになりました。

⑥完成

※前髪のみ完成状態のウィッグです。

ボリュームが増すことで、キャラクターのヘアスタイル本来の特徴を表現できました。

毛量が増えたように見えますが、実際は見た目より軽いため、重さの心配もありません。

ワッフルアイロンをかける作業にはかなり時間がかかるので、

今回のやり方でウィッグ全体にふかしを入れる場合、

慣れないうちは時間に余裕を見た方が良さそうです。

まずは、簡単な短髪ウィッグなどから試すのも良いかもしれません♪

今回アドバイスをいただいたさわこさんは、

素敵なかっこいい創作ツノカチューシャの出店も行っておりますので、ぜひチェックしてみてください♪

kirakira

Writer

この記事を書いたひと
ももた先生

ごんちゃん

漫画家のなかはらももた先生に描いてもらったオリジナルイラスト♪ 物心ついた時からゲーマーでリアクション芸が大得意のコスプレイヤーです。 得意なコスプレは食べるキャラと特殊部隊の武装コスプレ・・・ あだ名はコミュ力スーパーサイヤ人です。 温かい目で見守りよろしくお願いします。

関連記事

キラキラ

RELATED POSTS

キラキラ
thincul発売中